2004-06-29から1日間の記事一覧

 激しく今後もレスきぼんぬ。

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 「開発人類学再考」玉置泰明(『文化人類学のフロンティア』所収)

潜在能力(capability)とは、ある人が選択できる一連の代替的な機能(functioning)の集合と定義される。機能は人びとがもっている能力が発揮された状態を指す。そして貧困とは基礎的潜在能力の剥奪(状態)であり、潜在能力の拡大こそが開発(ないし公共政…

 前掲書より 都市社会学と都市人類学の違い

さあ、最もアツい箇所がこちら。 都市人類学は、都市の全体性を鳥瞰的に示すのではなく、どこか考察のプロセスであるいはその分析方向が指し示す延長線上で、都市の全体性の「断面」を示してその全体性を「示唆し」ながら、逆にきわめて繊細で微的な都市住民…

 「都市に生きる人のための都市人類学」和崎春日(『文化人類学のフロンティア』所収)

あまり強調されてこなかったが、文化人類学のなかで都市人類学が登場したそのときから、全体的に自己完結する閉じられた民族誌を超えた、「開かれたシステム」「自己完結しない系」と取り組む「開かれた民族誌」が目指されたといえる。(p.66) フローとして…

 馬場ルーマンノート

山脇論文の批判的検討&「どうせ翻訳されてないですけど」的発言にワロタ。やはり届いてますか。いくら「理想主義的現実的」な公共性を叫んだところで、あくまでそれもあるシステムが現実を見るときの一つの視角にすぎない→社会変革はムリ。的な論調だった記…