リスク心理学の役割

1.一般市民がリスクを認知する際の特性を明らかにし、系統的なゆがみについてはそれを自覚できるようアドバイスする


2.環境問題や健康問題を構成する多元的な価値や評価基準を引き出し、環境リスク政策に対しても通常のリスクアセスメントでは見過ごされかねない重要な側面に注意を喚起する


3.専門家が受け手の情報ニーズに従い、公正にリスク情報を伝達し、以降リスク情報の双方向のやりとりを通して、共にリスクを考え、リスクに対する態度を決定していく過程の支援

 以上までの論点は、基本的に次の書の冒頭部分に拠る。


4888487510環境リスク心理学
中谷内 一也

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