2004-06-10から1日間の記事一覧

 『監獄の誕生』p.174

法学者ないしは哲学者たちが契約というもののなかに、社会体の建設もしくは再建のための原初的モデルを探求していた一方では、軍人は、さらには彼らとともに規律・訓練(discipline)を旨とする技術家たちは、個人および集団にわたって身体への強制権のため…

 フーコー

ある院生の方が「転換を表象と捉えて、それから<装置>を炙り出していく知の考古学」と述べたのはなるほどと思った。権力主体を問えないならば。

 フーコー『監獄の誕生』発想メモ

付記。生-権力とdiscipline型権力をあいまいに考えてたことを猛烈に反省。とりあえずここではぼかして「権力」ということで*1。そして、internalization≒自動化が大事なポイントだとするならば、暗黙知の話とつなげても可能性があるのではないかと思った。 …