2004-12-24 認知科学と社会科学を関連させ強引にまとめてみる 行動主義 デュルケームは行動主義に該当する(正確には機能主義だが)。「彼は本来、心理学的なタームであった意識や表象という言葉を、集合意識、あるいは集合表象という形で社会学化し、いわゆる個人心理学的な領域を設定しなくても、それらの部分は観察可能な「社会的事実」によって説明が付くと主張した」。つまり、カテゴリーの社会起源説を打ち出し、心的とされる事象に対する社会構造の優先性を強調した。 その他、広義にはヴィトゲンシュタインやギルバート・ライル パーソンズ流の社会システム論 認知主義 認知過程はいわゆる無意識的な過程であり、主観からは内観的にアクセスできない 上記の理由から、認知主義はレヴィ=ストロース流の構造主義と対応(プロト認知主義的な色合いが強い) cf.リーチはデュルケーム流機能主義とレヴィ=ストロースの折衷系 現象学主義 ヴェーバーの理解社会学 象徴的相互作用論 クオリア ブレンターノ流の「志向性(intentionality)」