ネットワーク論学習メモ



新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く
アルバート・ラズロ・バラバシ , 青木 薫

  • 還元主義の困難さ=分解したものを再び組み合わせる困難さ
    • 自己組織化という法則、複雑性の壁
  • 18世紀後半:レオンハルト・オイラーケーニヒスベルクの橋」問題
  • 20世紀中盤:ポール・エルデシュ&アルフレッド・レーニイ→ランダム・ネットワーク理論の礎石
    • 「ノードをランダムに結ぶ」という法則を採用
    • すべてのノードが少なくとも一つのリンクをもつ→すべてがつながった巨大クラスター(=巨大コンポーネント=パーコレーション=コミュニティー?)が出現→つながりを一つでも持つと網から逃れられない
    • リンクが完全にランダムに付け加えられるならば、ほとんどすべてのノードは、近似的に同数のリンクを持つようになる(民主的?)
    • それまでのグラフ理論は正規グラフのみを扱ってきた→ポアソン分布へ(突出したピーク:ノードの大部分は平均的ノードと同数のリンクをもつ)
  • だが現実はランダムではない