ピエール・クロソウスキー
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私は「作家」でも「思想家」でも「哲学者」でもない――どんな表現様式においてであれ――そのうちのどれでもありはしない、かつても、今も、そしてこれからも一人の偏執狂であるというそのことに先立っては。(『ルサンブランス』清水正・豊崎光一訳、ペヨトル工房、1992、p.141)
タブローはエクリチュールに先行する。語りとは状況を喚起するために言葉に与えられた役目に過ぎない。そしてすべてがイマージュから生まれるのだ。