やっぱ文化人類学って誤解されてるよな。今教えている人たちにも少しは問題があるだろう。その土地の博士、ある地域に詳しいおじさん、それが文化人類学の全体overallじゃねー。個人(心)-文化-社会を緻密に構造化して説明しようとする多くの試みだってなされている(きた)。だから個人的には心理学-文化人類学-社会学政治学/哲学 の素養はすべてこの学問を行う上で不可欠に感じられる。「ある土地の博士」みたいな人の授業を受けたことしかないからって、「文化人類学は所詮○○」みたく決めつけられるのは凄く悲しい。心理学で最近流行っている質的研究法みたく「方法論に対する自覚」はおそらくこれから今まで以上に叫ばれるであろうし。