「<わたし>の機能を形成するものとしての鏡像段階」
1949年 邦訳&英訳(Le stade du miroir comme formateur de la Fonction du Je) 『エクリ』所収 ラカン
憲法調査会公聴会ビデオ集
http://www.shugiintv.go.jp/ref.cfm?deli_id=23620&media_type=rb いやー面白い。どうしても船曳と小熊英二に注目してしまうが。
船曳建夫「戦略的9条維持論」
いやむしろ、非先進国→先進国、そして何といっても中国/北朝鮮問題を考慮しなきゃ。そこを聞きたかったが、面白かった。戦略論というよりも戦略イメージ論的というか。あとはたとえばイラク、莫大な石油利権を考慮した場合は「米国人一人の命の値段<イラクの死者100人+石油利権」(=割があう)となるわけで、横暴な閣僚レベルでの侵略主義は続くかと。たとえこれすら幻想でも。
憲法9条は「押しつけ」であったのか?
- 当時の保守勢力の歓迎ぶり
- マスメディア、議会の与党保守勢力、財界も歓迎一色だった
- それを受け入れることにより天皇制と資本主義の残存が保証されていたから(将来への見通しがついた)
- →「押しつけ」という面ばかりは強調できない
- 194805 アメリカ陸軍相「憲法改正を日本に要請すべし(再軍備化)」と発言
- 1950 日本人部隊を朝鮮に送り込めという米議会での要請(圧力)が活発に
- 日本の反応
- 歓迎:再就職先ができるetc.(保守勢力の一部+軍部)
- 反対:このままではアメリカの傭兵になってしまう(革新勢力+保守勢力の一部)
- 吉田茂
9条改正で「自主憲法」になるか?
とにかく、意識であれ潜在意識的であれ、「とりあえずは沈黙が得策」ってみな感じてるんだろうな。
『豚小屋』パゾリーニ監督@ユーロスペース
79点。ある方向へ拡散する「可能性」みたいなものはいっぱい貰った。豚を象徴的に読み込むよりも豚そのものとして、つまり豚-内在的に観た方が数倍面白いかと。でも豚の存在感は反則かも。